1. TOP
  2. ビューティー
  3. グレイへア移行期間を美しく楽しく過ごす方法

グレイへア移行期間を美しく楽しく過ごす方法

この記事のタイトルとURLをコピーする

こんにちは!

『ハッピーマダム』ウェブマスターのAYACAです。

 

先日、近くのコンビニへ行った時に、

とても素敵なグレイヘアマダムを見かけました。

 

ほとんど後ろ姿しか拝めなかったのですが、

まだ白髪よりも黒髪の割合が多いグレイヘアを、キュッと夜会巻きにして、

ヘアクリップひとつで留めたヘアスタイル。

年齢は、50~60代くらいでしょうか?

(何せほぼ後ろ姿しか見れなかったので、詳細は不明…笑)

 

スラリと背が高く、細身で脚も長く、まさにモデル体型。

朱赤のプリント模様のハイネックのカットソーに、

ほど良いゆとりのあるシルエットのライトグレーのハイゲージセーターを合わせ、

ボトムは白のストレートデニムに、シューズは赤×黒のスニーカー。

 

いや、もう、素敵でしたね。

 

グレイヘアブーム、まだまだ続いています。

当サイトでも一度グレイヘアの記事をアップしましたが、

とても人気のある記事のひとつとなっています。

 

 

今、マダムたちの熱い視線を浴びているグレイヘアですが、

憧れを抱きつつも、自分自身はまだなかなか白髪染めをやめられない、

グレイヘアへの移行を決心できない…。

そんなマダムも多いのではないでしょうか。

 

グレイヘアへの移行を迷う理由は、色々ありますね。

 

  • 実年齢よりも老けて見られそうだから
  • 白髪染めやヘアケアをサボっていると思われる
  • 清潔感が失われそうだから
  • 仕事上、グレイヘアのイメージがふさわしくないから
  • 女を降りた?と思われて、恋愛対象からも完全に外されるかも?
  • 完全なグレイヘアになるまでの移行期間が耐えられるかどうか心配

 

…とまぁ、ざっと考えただけでも、これだけの理由があります。

特に最初の5つは、まだグレイヘア自体に

どこか否定的なイメージをぬぐえていないお悩みですね。

 

でも最後のひとつは、グレイヘアに肯定的なイメージを既に持っていて、

実際にグレイヘアになりたいと思ってはいるけれど、

その移行期間の過ごしかたに不安を抱えている…というお悩みだと思います。

そしてこれが、グレイヘア移行への最後の関門でもありますね。

 

先日、NHKのお昼の情報バラエティー番組『ごごナマ』に、

素敵なグレイヘアマダムのひとりとして今注目を浴びている、

朝倉真弓さんが出演されていました。

 

もちろんこの日の番組のテーマは、グレイヘア。

朝倉さんは、ショートのグレイヘアなのですが、

それでもほぼ完全に移行するのに、1年かかったそうです。

他の方のグレイヘア移行の体験談を読んでみても、

グレイヘアへの移行期間は、短くてもやはり1年は見ておいた方が良さそうです。

 

朝倉さんは、その移行期間の内の前半の6ヶ月を“ずぼら期”、

後半の6ヶ月を“まだら期”と称してらっしゃいました。

つまり前半の半年は、白髪染めやお手入れをサボっているように見えるので、

“ずぼら期”。

後半の半年は、白髪や黒髪やカラーリングした髪が混在するので、

“まだら期”。

 

そのどの時期にいるかで、対処の仕方も変わってきます。

この日の番組で朝倉さんは、ご自身の体験からの上手な移行期間の過ごし方を

色々と提案されていました。

 

それにしても1年、やっぱり長いですよね。

ただでさえ、ヘアスタイルのコンディションって、

女性のメンタルやテンションに、多大な影響があるじゃないですか。

そんなメンタルやテンションが落ちそうな時期をいかにしのぐかというのが、

グレイヘアに移行する上で、重要なカギになると思います。

 

という訳で、今回はグレイへア移行期間の過ごしかたにスポットを当てて、

より深く考察してみたいと思います。

 

グレイヘア移行を決めたら、ショートカットにしてみる

前述したように、ショートヘアの朝倉さんでも、

髪全体がほぼグレイヘアになるまでに、約1年かかったということなので、

ましてやミディアムやロングヘアとなると、それ以上の覚悟が必要となります。

 

なのでミディアムやロングヘアの方でも、グレイヘアへの移行を決心したならば、

移行期間だけ、一旦ショートにしてみるのもアリかな?と思います。

その方が、いわゆる後半の“まだら期”という時期を短縮できるのでは?と。

もちろん、ショートヘアに抵抗がなければの話ですが。

 

やはり素敵なグレイヘアマダムのひとりとして、

最近注目されている方に、映像翻訳家の宮原巻由子さんがいます。

この本の表紙の方ですね。

 

彼女もグレイヘアへの移行を決心された時、一旦髪をショートカットにされました。

そうすることで、中途半端に白い部分が少しでも目立たないようになればとの

思いがあったようです。

 

大切なのは“手を掛けている感”

 

とにかく白髪染めをやめて数ヶ月の時期というのは、

朝倉さんも“ずぼら期”と称しておられたように、

周囲から、単に白髪染めやヘアケアをサボっているだけに見られがちです。

 

なので、「サボっているんじゃない!私は今白髪を育てているのよ」

という意思をそれとなく示すためにも、

「手抜きじゃないですよー。ちゃんと髪に手を掛けてますよー」

という雰囲気を醸し出すことが大切になってきます。

 

最初の半年間は、帽子、カチューシャ、スカーフを上手に活用して

という訳で、いわゆる“ずぼら期”の問題は、白髪が伸びてくる頭頂部ですよね。

ここさえちょっと隠したり、何かで目を紛らわせたりすれば、

日に日に伸びてくる白髪に注目されずに済んだり、

単に白髪を放置している訳ではないこともアピールできます。

 

対策として、まず一番に思いつくのは、やはり帽子ですね。

帽子をかぶる習慣のない人も、この時期は購入を考えてみましょう。

とにかく貴女の定番スタイルに合う帽子を、まずはひとつ見つけてみてください。

お店に行って幾つか試着しているうちに、帽子選びも楽しくなってくるハズです。

自分や自分の定番スタイルに合う帽子が分からないという人は、

店員さんに相談してみましょう。

 

ベレー帽やニット帽、つばの小さいキャップやキャスケット帽などは、

室内で着用していても違和感なかったりしますね。

もちろん場所や状況によっては、帽子着用がNGの場合もあります。

そんな場所に行く場合は、スカーフやヘアアクセサリーの出番です。

 

スカーフを折り畳んでヘアバンドのように巻いたり、

幅広のカチューシャを付けたりすれば、頭頂部の白髪をある程度カバーできますし、

新たなお洒落の楽しみも発見できるかもしれません。

 

ブリーチをしたり、メッシュを入れたりしてみる

行きつけのお店の美容師さんが、グレイヘア移行に協力的であれば、

移行期間中、白髪が目立たない方法がないか、ぜひ相談してみましょう。

 

黒い髪をブリーチして、白髪との色の差異を少なくして、

目立たなくしている方もいますね。

女優の手塚理美さんなどは、この方法を取られているようです。

ただブリーチすると、それ相応に髪や頭皮にダメージがあると思うので、

その辺りは自己判断で。

 

黒い髪にメッシュを入れて、白髪もあたかもメッシュの一部のように見せる、

という方法もありますね。

これも白髪を上手に目立たなくすることができます。

 

白髪の黄ばみにも気をつける

 

白髪というものは、ともすると黄ばんできます。

黄ばんだ白髪は清潔感に欠けて見えたりもするので、

ここもできれば気をつけたいですね。

 

黄ばみを防ぐのに、グレイヘアの先輩方が使っているのが、

カラーシャンプーやトリートメント。



特に紫シャンプーと言われるものが、

白髪をキレイな白色やシルバーに保つのに効果が期待できるようです。

白髪の黄ばみが気になったら、カラーシャンプーの活用も考えてみましょう。

 

とにかく半年がんばってみる!

 

そうやって何とか最初の“ずぼら期”をしのいでいると、

半年くらいたった頃、まず前髪がほぼ全部グレイヘアになってきます。

(もちろん前髪を作っている人の場合ですが)

 

この前髪が全部グレイになるだけでも、結構な達成感があるみたいで、

この時を境に、もうこのまま全部グレイヘアになるまでがんばる!という決意が

完全に固まる人が多いようです。

 

後半の半年間は、ヘアアレンジでしのぐ!

前髪がほぼグレイになったということは、

たとえもう帽子をかぶっても白髪が隠せない状態ですよね。

なので後半の半年間、いわゆる“まだら期”のしのぎかたとしては、

ヘアアレンジが重要になってきます。

 

とにかくもうだいぶ白髪の占める面積が多くなっている訳ですから、

髪をただブローしてそのまま、という状態だと、

オバサン感満載、というか、下手するとオバアチャン?とまで飛躍して、

老けた印象を与えかねません。

 

そうならないためにも、ここでも“手を掛けている感”が大切になってきます。

ショートヘア~ミディアムヘアの方におすすめなのは、

ヘアワックスで、髪に動きや束感を出すことですね。

先日の『ごごナマ』でも、ミディアムボブのグレイヘアの女性に、

ヘアワックスで、髪に動きと束感を加えてらっしゃいましたが、

このほんのひと手間で、まるで魔法のように素敵にオシャレになるのです!

 

まさに“オバサン”から、“マダム”に変貌した瞬間でした。

 

グレイヘアに色なじみの良いヘアアクセサリーで、

ちょっとした華やかさやキラキラ感を添えると、さらに素敵になります。

 

とにかく毛先が広がってバサバサ感があると、

それだけで何やら疲れた印象になるので、

ヘアワックスを付けたり、ヘアアイロンで巻いたりして、

毛先にまとまり感を出すことは、とても大切です。

 

髪が結えるくらいの長さのある方は、

ぜひアップスタイルにまとめてみてはいかがでしょうか。

そうすることで、髪の下半分の黒い部分の専有面積を、

縮めてみせることができ、髪の印象に統一感が生まれます。

 

さらにアップスタイルにすることで、毛流が際立って、

白髪と黒髪が混じったグレイヘアならではの独特のニュアンスが活かされ、

それはそれは美しくエレガントなマダムに仕上がります。

それにアップに結い上げただけで、もう“手を掛けた感”がありますしね。

 

もちろんアップに結い上げたら、最後にヘアアクセサリーも加えて、

おしゃれ感をアピールしましょう。

とにかく清潔でエレガントな印象を与えられるかが、ポイントです。

 

パートナーや家族の理解を得て、応援してもらう

女性がグレイヘアを選択することに関しては、

実はパートナーや子供など、周りの人々にも複雑な感情を抱かせる場合があります。

 

特に男性には、女性のグレイヘアに対して、

まだまだ否定的な思いを抱く方が多いようです。

中には、「君にはずっと黒や茶色の髪でいて欲しい…」と思っている

旦那様やパートナーの方もいるかもしれません。

 

もちろん自分の髪なのですから、自分の好きな色を自由に選べばいいのですが、

できれば周囲の人々の理解を得て、応援してもらえたら嬉しいですよね!

その方が本人も、何の気兼ねもなく気持ちよく

グレイヘアへの移行を実行できるのでは?と思います。

 

そして最終的に、「君のグレイヘア、なかなか素敵だよ」って言ってもらえたら、

最高ですよね!

 

移行期間を、むしろ楽しむ!

グレイヘアへの移行期間中のことに関しては、

ついついネガティブな要素ばかり思い浮かべがちですが、

実行に移した人々の中には、むしろ移行期間を楽しんでいる人もいます。

 

女優の萩尾みどりさんは、移行期間中の「白い髪、黒い髪、染めた色が抜けて

茶色っぽくなった髪のまざり具合がおもしろいんです」と仰っています。

白髪が伸びて、どんどん増えていく様子を、

「新しい自分を発見するようで楽しい」という方もいます。

 

せっかくグレイヘアへの移行を選択したのですから、

移行途中の帽子のお洒落や、ヘアアレンジなどの創意工夫も含め、

楽しんだ方がぜったいにお得だし、女っぷりも上がると思いませんか?

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

グレイヘアへの移行期間を、ストレス少なく過ごす方法、

僅かでも参考になったでしょうか?

 

私自身、この記事を書いている現在57歳で、

まだ白髪染めを卒業してはいません。

でも一生、白髪染めを続けるつもりはありませんし、

これからどんどん素敵なグレイヘアマダムが増えていけば、

私も刺激を受けて、白髪染めを卒業する日が早まるかもしれません。

多分、60代のどこかで…グレイヘアに移行する予感がします。

 

ま…その辺りの私の揺れる心境については、

また機会があれば、改めて書いてみるかもしれません。

とにかく自分の中で、自然にグレイヘアを受け入れられる、

そんな機が熟するのを、今しばらくは静かに、でも楽しみに待っている感じです。

将来、素敵なグレイヘアマダムになりたい!

そういう願望が私の中にあるのは間違いありません。

 

グレイヘアへの移行期間というのは、

まだ知らぬ新しい自分に出会うための、生まれ変わりの期間。

 

そう思うと、とてもとても興味深い期間でもあります。

私より先にグレイヘアへの移行を決心されたマダムたち。

ぜひ移行期間も楽しんでくださいね!

 

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

ハッピーマダムの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ハッピーマダムの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

貴女におすすめの関連記事

  • グレイヘアを選ぶそれぞれの理由

  • 薄毛の進行を止めるには早めの予防が大切!私が続ける頭皮ケア9選

  • 髪のボリュームが気になる50代 簡単でお金もかからない7つの薄毛対策をご紹介

  • 50代マダムに似合う髪型とは? なりたいヘアスタイルを実現するための6つの心得

  • 私が女性に湯シャンをおすすめしない理由

  • 速乾で髪も傷まない!ハイスペックヘアドライヤーのすすめ