歳を重ねるごとに、人生は自由にシンプルになる

こんにちは!AYACAです。
このブログは、主に50代のマダムへ向けて書いていますが、
ひとくちに50代といっても、前半と後半では、
女性にとっては、結構な違いがあります。
女性にとって50代は、心も体も大きな変化を遂げる年代。
その50代を今年の夏、ついに卒業するAYACAが、
50代の10年間で感じた変化の一部を綴ってみたいと思います。
軽やかな体になる閉経
女性が50代になると迎える体の大きな変化は、
何といっても閉経でしょう。
多くの女性が50代の半ば前後に、閉経を迎えると思います。
私も55歳の時に、閉経しました。
徐々に生理の隔離が長くなって、自然と無くなったという感じでした。
閉経すると、もう女ではなくなったような気がすると、
淋しさ、空虚さを感じる方もいるかもしれません。
私も閉経する前は、そんな思いがしていました。
でも実際に閉経してしまうと、妙に清々しいものです。
ある種の解放感とでもいうのでしょうか。
だって月に一度の憂鬱な日々が、もうやってこないのですから。
小学校高学年の頃だったか、女の人に生理というものがあると知った時、
私は結構ショックを覚えました。
え~、女って、そんな面倒なモノが毎月やってくるの?
50~60歳くらいまでそれが続くの?と知って、
考えただけで憂鬱になりましたね。
その毎月来る、重く憂鬱なものが無くなったということは、
ある意味、少女の頃に戻ったような身軽な感覚です。
ただ閉経すると、容色の衰えというか、
見た目の老化のスピードは早まります。
私も閉経してまだ1年くらいは、そんなに体の変化は感じませんでしたが、
2年目になると、肌のハリが急速に失われてくるのを感じました。
特にボディのたるみかたは顕著で、オッパイや二の腕、
お腹、ヒップ、太ももなどは、あからさまに重力の影響を受けました。
何というか、もう皮膚がフニョフニョに柔らかくなってくるのですね。
だから重力に抵抗できないんです。
オッパイは、トップバストの位置が下がってきますし、
二の腕のシルエットは崩れてきますし、
お腹もたるんで、おヘソがへの字型になりますし、
ヒップには、いつのまにか2重にラインがついてますし、
太ももの内側もフニョフニョになってきます。
…もう書いているだけで悲しい…。(苦笑)
かといって、このまま悲しんでいるだけでは、どんどんたるみは進んでいくので、
筋トレやヨガで、皮膚を支える土台である筋肉を鍛え、
たるみの進行を抑えて、ボディラインをキレイに保つ努力はしています。
これは他人から若く見られたい、というよりも、
自分自身が、たるんだ体にガマンできないからやっている、
という気持ちが強いですね。
自分にガッカリしたくないので。
幸い筋肉は、幾つになっても鍛えられます。
筋肉は、裏切りません!(笑)
若さへの執着からの解放
前回の記事で、私は昨年グレイヘアに移行したことをお知らせしました。
もっとも私の場合、グレイヘアというよりは、
まだ白髪まじりの黒髪、という感じの白髪の量です。
そしてこんな少ない白髪の量では、グレイヘアを選択している、というよりは、
単に白髪染めをサボっている、という風に見られがちなので、
白髪を染めた方がいいのではないか?という意見もあります。
私も最初そう思ったりもしましたが、
でも白髪を染める染めないは、別に白髪の量に関わらず、
自分で決めていいんじゃない?と、次第に思うようになりました。
それに何より、白髪の混じる自分の髪というものが、
意外ともう嫌ではなかったのです。
これも年を重ねたことによる心の変化だと思います。
これが40代、50代前半であったなら、1本白髪を見つけただけで、
あるいは、染髪から日が経って生え際から白髪が見え始めただけで、
いやーん!と思っていたことでしょう。
だからこそこれまで長年私も白髪を染めてきたのです。
でも昨年グレイヘアに移行して、思ったよりも白髪が少なくて、
グレイヘアには程遠くとも、もうこの髪でいいんじゃない?って思えました。
もうすぐ還暦だし、このまま徐々に髪が白くなっていくのを
楽しんでいこうと思いました。
私自身、少し前までは、グレイヘアに移行するとしたら、
早くても65~70歳頃ではないかと思っていました。
なので、こんなに早くグレイヘアを選択することになろうとは、
自分でも少々ビックリしています。
白髪染めをやめてちょうど1年くらい経ちますが、
一番に感じるのは、頭皮環境が健やかになってきたことです。
明らかに髪のボリュームが復活してきたのです。
私はもともと頭の上半分の毛量が少なく、
ちょっとストレス過多が続いたり、合わないヘアケアをしていたりすると、
すぐに頭皮環境に影響して、抜け毛が増えて、
髪の分け目が目立ったり、つむじハゲになりかけたりする人でした。
なので、おばあちゃんになって薄毛に悩むくらいなら、
白髪でも豊かな毛量を保ってる方が絶対にイイ!と思っていたのです。
それは若い頃から思ってました。
なので、高齢になったら白髪染めをやめるというのは、
グレイヘアブームが起こる前から、ずっと考えていたことでした。
グレイヘアに移行する前の最後の2年間、
私はなるだけ頭皮に負担の少ない原材料使用のヘアカラートリートメントで、
セルフカラーしていましたが、それでも週1回のペースで染めていると、
やはり頭皮にはそれなりに負担があったのでしょうね。
現在は、髪の分け目もつむじも目立たなくなり、
髪の根元もふっくらと立ち上がるようになりました。
きっと、今使っているシャンプーも合っているのでしょうね。
ちなみに今現在、私が愛用しているシャンプーはこちらです。
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後は何といっても、白髪染めの手間から解放されたこと!
これはやはり大きいです。
歳を重ねるに従って、気力体力も、残された時間も、少なくなってきます。
毎日の体のケアが、少しでもシンプルになるに越したことはありません。
恋愛もより純粋に自由になる
…あるいは、恋愛からも自由になる、ともいうべきでしょうか。
ちなみにマダム世代の恋愛については、
過去に一度、記事を書いたことがあります。
今回は、還暦を間近に控えた私自身の変化にフォーカスした記事なので、
この恋愛や異性との付き合いについても、
私の現在の心境を中心に書いてみたいと思います。
単刀直入にいえば、閉経すると、性欲も衰えてきます。(汗)
…いや、もちろん個人差はあると思いますが。
今現在、私に恋人がいないことも影響しているかもしれません。
また恋人ができたら、性欲も復活するのかな?(笑)
でも閉経して、体もたるんできて自信がなくなってくると、
たとえ今後好きな人ができても、性愛とかはもう抜きにしてお付き合いしたい…
なんて考えるのは、私の身勝手でしょうか。(^^ゞ
それともまた好きな人が現れたら、気持ちも変わるのかしら?
やっぱりセックスしたいと思うのかな。
まぁこの辺の考察やリサーチは、また改めてするとして、
とにかく以前のように性欲に囚われなくなることで、
逆に異性ともっと自由に気軽にお付き合いできるようになります。
悲しいかな、もうデフォルトで恋愛対象と見られることはほぼ無くなるので、
男性と心置きなくお友達付き合いできるようになるのです。
そして女性の側も、男性を年齢だの職業だのと、
色眼鏡で見ることが少なくなります。
(熟年結婚を望む方は別かもですが)
お互いにもうリタイア間近、あるいは既にリタイア済みなので、
もう相手に多くを求めません。
あえて求めるとしたら、健康くらいです。(笑)
なので、男性とお付き合いするにしても、
より純粋に好きか嫌いかで始められるような気がします。
歳を重ねた方が、純愛できるかもしれません。
残りの人生で何がしたいか
50代、特に後半に入ると、
自分の残り時間というものを、リアルな問題として考え始めます。
平均寿命を考えても、後30年くらい…?
いいえ、健康寿命を考えたら、20年と見た方がいいかもしれません。
そう考えると、もう余計なことをしているヒマはありません。
残りの20年で、自分は何をしたいのか。
やり残したことは何か。
一度、真剣に考えてみることは有益だと思います。
欲望の整理ですね。
私はこれまでに経験できたことは、もう優先順位から外して、
まだ経験していないこと、これだけは達成して死にたい!と思えることを、
残りの人生で取り組んでいけたらと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
女性の人生の中でも、色々なことが変化していく50代。
多くの方にとってそれは、子育てを終え、
これまでの仕事のキャリアも終盤を迎え、
女としての体の変化も乗り越え、
人生の新たなステージへと移りゆく年代。
でも見方を変えればそれは、これまで背負っていたものを少しずつ下ろし、
どんどんと身軽に自由になっていく年代でもあります。
これからはもっと自分のために時間を使う。
自分のために生きる。やりたいことをやる。
50代を卒業した女性には、そんな新たなライフステージが待っています。
素敵な60代を迎えるためにも、
50代のうちに自分なりに考え、計画し、できる準備はしながら、
楽しみに生きてまいりましょう。