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グレイヘアへの憧れと迷い

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先日、あるテレビドラマで、萩尾みどりさんをお見かけしました。

 

ヒロインの母親役を演じられていたのですが、

セミロングのグレイヘアが、とてもシックで上品で素敵でした。

 

こちらの『グレイへアという選択』という本で紹介されていた頃の萩尾さんは、

まだグレイヘア移行期の真っ只中で、

白髪と黒髪とブラウンカラーへアとのミックスを楽しんでいらしたのが印象的でした。

 

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あれから時が経ち、今回ドラマに登場された萩尾さんの髪は、

完成された見事なグレイヘアになっていました。

 

萩尾さんは、黒髪と白髪の割合が半々くらいでしょうか。

その髪の毛先をちょっと巻いて、とてもエレガントに仕上げてらっしゃいました。

まさにグレイヘアマダム、といった雰囲気。

 

最近は女性の芸能人の方にも、チラホラとグレイヘアを見かけるようになりました。

そして皆さん、例外なく素敵なのですね。

 

そんな彼女たちを見て、私もグレイヘアに移行しようかな…と思う気持ちと、

いや、もうしばらく白髪染めをがんばりたい、という気持ちの狭間で、

このところずっと揺れ動いております。

 

私は今、ヘアカラートリートメントでセルフカラーしている訳ですが、

先日、髪の下半分の部分に白髪がチラホラ見えているのに気づいて、

ビックリしました。

 

セルフカラーだと、髪の上半分のリタッチ(部分染め)は念入りにがんばるのですが、

下半分は、なじませる程度で済ませることが多かったのですね。

そしたら、下半分のカラーがいつの間にかすっかり退色してしまって、

染まっていたはずの髪も白髪に戻っていたという訳です。

 

セミロング以上の長さだと、気をつけないといけないですね…。

 

なので、しばらくは連続で髪全体を染める必要がありますが、

セミロングの髪をセルフで染めるのは、なかなか大変でもあります。

特に首や肩に染毛剤が付かないように、

大きめのケープでしっかりと保護して、慎重に塗布しなければなりません。

 

セルフカラーだったら、ミディアムヘアぐらいまでの長さの方が、

キレイに染めやすいのは明らかですね。

なので、このままセルフカラーを続けるとしたら、

将来的に髪の長さを短くすることも考慮しています。

 

セミロング~ロングヘアの方だと、

やはりプロに染めてもらった方が、染め残しは防げるでしょうね。

 

でも美容院で使われる染毛剤が、髪や頭皮を傷めないか心配だし、

1~2ヵ月おきに染めにいくのも面倒だし、何より出費がかさむし…。

 

…という悩みから解放されたかったら、グレイへア!な訳です。

 

なのに、なぜすんなりとグレイヘア移行を決心できないのか?というと、

それはやはり、心のどこかにまだ「若く見られたい」という、

色気が潜んでいるからなのですね。

 

以前、NHK-Eテレの某番組で、

グレイヘアが取り上げられたことがあったのですが、

そこでゲスト出演されていた青木さやかさんが、

「グレイへア、素敵だと思うんですけど、男受けがどうなるのか、

そこ心配しちゃうんですよねー」と仰ってましたが、まさにソレ。

 

日本の男性は、一般的に若い女性が好きだといわれていますが、

こと日本の男性に限らず、基本、男性というものは、種族保存の本能から、

自分の遺伝子を残してくれる可能性のある女性を求めるため、

よって本能的に若い女性に魅力を感じるようにできているのだそうです。

 

まぁそのような本能的欲求でしか女性を見れない男は放っておけばいい、

といえばそれまでですが、アタマではそう考えても、

現実にはなかなかそこまでキッパリと達観できないものです。(笑)

 

特にまだ恋愛市場で現役でいたい、と考える女性たちは、

白髪を染める方を選択することでしょう。

 

現実、グレイヘアにしている女性たちは、

既婚者か、特定のパートナーがいる方が、割合としては多いように思います。

つまり現在のパートナー以外の男性に、

異性としての魅力をアピールしなくとも基本困らない方々で、

そうなるとグレイヘアへの移行も、幾らか決心しやすいのでは?と思うのです。

 

もちろん、グレイヘアの女性が、もう恋愛を卒業したとか、

女として現役であることを放棄しているとか、そういうことではありません。

素敵なグレイヘアマダムの皆さまは、むしろ白髪を染めていた時以上に、

オシャレや女性らしさに意識的になっておられます。

 

つまり若作りではない、ありのままの年齢の美しさを、

追求する方向へと変わるのだと思います。

そこには新たな美の可能性も感じますね。

 

グレイヘアを選択した女性は、表面的な若さや女っぽさにこだわらない、

そういうものに頼らなくとも、自分の魅力を表現できる、

そんな確固たる自分を持った女性なのだと思います。

 

あ~私もそのような女性になりたい~。

 

多分、私の中の何かが吹っ切れた時、

私はグレイヘアを選択できるのでしょうね。

 

こう考えていくと、女性にとって髪の色の選択というのは、

これからの人生をどのように生きてゆきたいのか?という問題にも

つながっていますね。

 

自分が望む人生を生きるためには、

どのような髪の色がふさわしいのか。

結局、そういう価値判断が絡んでくるのだと思います。

 

私も単に白髪染めが面倒だから~という理由で、

グレイヘアを選択することがないよう、

自らが望む人生、そして美意識とも照らし合わせながら、

じっくりと考えていきたいと思います。

 

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